EDO COLLECTION
Japanese Traditional Patten and Color

 
豊国 「二代中村仲蔵の松王丸」より 

笠松(かさまつ) 
松を題材とした文様は多種有りますが、松葉を笠の
ように描き、枝を紐に見立て組み合わせ構成しています。

単独で扱うよりも、2つ、3つ重ねて、重厚な雰囲気を
出すように使われ遊び心あふれる松文様です。



 地色 日本の伝統色

  鉛丹

 えんたん
鮮やかな橙色。

古代から現在まで使われている顔料。

赤という力が崇められたこともあり、錆止め、腐敗防止の
働きもあって、古くから神社仏閣をはじめ建物に塗られて
きました。

現在もペンキの下塗りなどに用いられています。 

京都市染色試験場発行の「日本の色名」を参考にしています


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