EDO COLLECTION
Japanese Traditional Patten and Color

 
国貞 「八百屋お七」より

  福良雀(ふくらすずめ)
冬に丸みを帯びた雀の文様。

「ふくらむ」を「福良む」と当て字にすることによって、
縁起の良い文様として扱われています。


 地色 日本の伝統色 

   茜色

あかねいろ
濃い赤色 。

茜は最も古い赤色染料であり、語源は赤根(あかね)とされ、その根を染料として用いる。

かつて東京の赤坂付近は赤根が栽培され、赤根山と呼ばれ坂道が多かったことから、赤坂といわれるようになったという説もあります。
   鴇色

ときいろ
淡い赤色。

鴇が飛ぶときに見える風切羽や尾羽の色。

現在では特別天然記念物に指定されていますが、
江戸時代は どこでも見かけられる身近な鳥だったので、
色名が広く使われるようになりました。

朱鷺色とも書かれます。

京都市染色試験場発行の「日本の色名」を参考にしています


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