Japanese Traditional Patten and Color

写楽　「三代 沢村宗十郎」 より

かまわぬ

鎌」と「〇」とひらがなの「ぬ」を配し「かまわぬ」と読ませる 遊び心あふれる文様です。 七代目市川団十郎が舞台に使用して大評判になりました。 「悟り絵」とも呼ばれます。

梅幸茶  ばいこうちゃ

深く渋い黄色。 歌舞伎役者の初代尾上菊五郎が好んだ色。 梅幸は菊五郎の俳号。 梅幸茶は代々菊五郎に愛され、音羽屋の色として 定着し、ひいき客を中心に通人の間で喜ばれました。

京都市染色試験場発行の「日本の色名」を参考にしています

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